「月経不順」
月経周期が数日ずれることは誰にでもあることです。しかし、「月経が数ヶ月に一度しか来ない」「順調だったのに来なくなってしまった」「2〜3週間で月経が来る」などの場合は、ホルモンバランスの乱れ、卵巣機能の低下、生活習慣の問題などが隠れていることがあります。放っておかずに、診察を受けま
しょう。
「月経痛」
月経痛はあるのが当たり前と思っていませんか?痛み止めが効きにくいほどの月経痛がある場合は、子宮内膜症などの病気が原因となっていることがあるため、早めに診察を受けましょう。
月経痛の治療には痛み止め、漢方薬、ピル、黄体ホルモン添加子宮内器具(IUS)などがありますので、あなたに合う方法を提案いたします。痛みを減らし、憂鬱な月経期間を改善しましょう。
「月経量が多い」
月経量が多いと貧血になって、体に負担がかかることがあります。原因には、子宮筋腫や子宮内膜症、子宮内膜ポリープなどがありますが、原因が何であれ、貧血を治療することが大切です。
月経量の目安としては、日中でも夜用ナプキンを使う方は多いと考えられます。また、月経量が普通でも、やせている方や栄養バランスに偏りがある方は貧血が進むことがあります。
月経が多いと感じる方はもちろん、健診で貧血を指摘された方も診察を受けましょう。