1. ローリスクの妊婦さんの妊娠分娩経過を観察する中で、ハイリスクの妊婦さんを見い出し適切な処置をします。
2. 異常が出現した場合は病状が深刻にならないうちに早めに総合病院へ母体搬送します。
3. 搬送先の病院には日頃から当クリニックの診療方針を理解して貰うように努力し連携を強固にしています。
4. 他病院との連携に関しては、総合母子周産期センターがあり、小児科新生児専門医のいる函館中央病院や、救急救命センターのある市立函館病院の産婦人科医師との連絡を常時とれる様にしています。
5. 産後うつ症状やお母様の不安解消のために「産後2週間健診」、「産後ケア入院」を通じて産後のお母様の心のケアや育児サポートを行なっています。
6. 希望の方に無痛分娩を行っています。
7. 里帰り出産は受け入れ可能です。事情があり他からの転院をお考えの方の相談にものっています。
8. 妊娠期の赤ちゃんの健康状態は4Dの超音波診断装置により、リアルタイムに鮮明な画像で観察し診断します。
9. 婦人科疾患に関しては子宮がん検診を強く推奨しており、患者様の受診歴を管理し検査が抜けてしまった方へのフォローをしています。悪性腫瘍が疑われる場合は市立函館病院、函館中央病院。函館五稜郭病院に紹介します。
10. 不妊症に悩む患者さんに対しては一般不妊治療に関する各種検査を速やかに行ない人工授精、高度不妊治療が必要な方を適切に判断します。
11. 妊婦さんには正しい知識を提供する「保健指導」「マタニティクラス」を受けていただき、不妊に悩む方には「スクリーニング検査」を行い、治療の選択方法を一緒に考えていきます。
12. 企業に勤めている女性や大学の女子学生等に対しては、それぞれのワークライフに合わせたテーマで(例えば、「ホルモンバランスについて」や「卵子について」など)話し、「大人の女性への新たな性教育」として出張講演活動を行っています。
13. 思春期の中高校生に対して、健康的に生きていく為の「性教育」を行っています。
14. 出産費用には産科医療補償制度の掛け金12,000円が含まれています。当院では出産育児一時金の「直接支払制度(支給額50万円)」を活用できます。
※詳細につきましては、患者様の分娩方法などにより変わりますので健診時、受付へご確認下さい。
15. 産科・婦人科とも初診の方も含め、24時間インターネットからの事前受付が可能です。
手術等による診療時間変更のお知らせはメールにても行い皆様へご迷惑がかからない様に努めています。
単に、産科・婦人科の診察だけではなく、女性として。一人の人間としての生き方、子育てや熟年期の過ごし方を各種教室や講話会を通じて応援しています。
16. 通常の生活をしている事への感謝を忘れずに、現在恵まれない環境にいる方への寄付を日本赤十字協会を通じて行っています。
医師以外のスタッフは総勢40名。助産師は15名、看護師9名、臨床検査技師2名、看護助手3名、事務9名、事務長で構成されている。
令和5年4月 えんどう桔梗マタニティクリニック