里帰り出産・無痛分娩・ 不妊治療・産後ケアなら
「えんどう桔梗マタニティクリニック」道南・函館の産婦人科

             
  • LINE
  • facebook

えんどう桔梗クリニック

〒041-0808 北海道函館市桔梗5丁目7-15
FAX.0138-47-3171
TEL. 0138-47-3001
2012.09.08 クリニックからのメッセージ

■当院助産師:四十澤美行 研修会に参加して

 NPO法人母子フィジカルサポート研究会代表理事の吉田敦子先生のお話の中で「ハッ」とさせられた事がありました。
 「感覚機能(いわゆる五感)は大人に近い状態にあるのに首もすわらず、手足を思うように動かせない赤ちゃんの気持ちって?自分が赤ちゃんになったらどんな気持ち?ストレスを感じない?」って・・・。
 新生児の感覚機能、成長・発達、情緒の分化。確かに学んできた。助産師という仕事をし、子供をふたり産み育てているけれど、子供が小さかった頃はやっぱり自分本位だった。
 寝ぐずりがひどかった長男。何でぐずらないと寝ないの?背中をさすりお気に入りのオルゴールをかけながら、さする手を止めると「フゥン」と怒られ、オルゴールが止まりそうになると「フゥン」とねじを巻いてと催促の繰り返し。今思うとオルゴールの優しい音色と背中をさすってもらう気持ち良さと眠りに落ちていく何とも言えない感じを伝えたかったのかなぁ。
 やっと夕食を作ってさぁ食べましょう、とすると、いつも泣きだしていた長女。そうだよね。いいにおいがして賑やかで「何してるの?楽しそうだけど仲間に入れて!」って思っていたのかなぁ。
 ぐっすり眠れず体力も気力も落ちていた時、一日だけでもチェンジして赤ちゃんになってずーっと寝ていたいと思った事があったけど、本当に赤ちゃんになったら訴えだらけで泣いてばかりいただろう。
 例えば、頭がすごーくかゆいけどかけないよ、とか、この寝かされ方しっくりこないんだよなぁ、暑いのにこんなに布団掛けないでよ、とか、泣いて知らせてもママは要領を得ないしイライラするーって。文句の一つや二つ(赤ちゃんなら泣き)もいいたくもなるよね。もし、そんな思いで子育てしていたら、きっともっと楽しくて、気楽で、何といっても子供の気持ちが満たされて、子供も自分も、もっと笑顔になれたのかなぁ、と今更ながら考えさせられました。
 いや、今からでもできる!!二人の子供は高校生になったけれど自分が高校生だった時にタイムスリップして(かなり巻き戻すけれど)こんなふうに怒鳴られたら、やっぱり反発しちゃうよね。機関銃みたいに文句いわれたら聞く気も失せるよなぁ。
よくわかる。(でも止められない・・・(泣))
 子育てに正解はない。今でも手探りで後悔したり悩むことも沢山あるけど楽しい。
こども(赤ちゃん)の気持ちになって心に添える子育てをしようと思えた貴重な研修会でした。