当院では、以前から「食」の大切さを実感し、母親教室やふれあい広場、お料理教室や薬膳教室、離乳食教室などを行ってきました。その多くの場面にかかわってくださっている ビーンスターク・スノーの管理栄養士の神谷薫さんをお迎えし、今回講話会を開催いたしました。
まずチャックリストを用いて、自分の食生活の状況を確認しました。気をつけているつもりでも、できていないことが意外にも多くあり、要注意であることがわかりました。今回のテーマの一つでもある「糖尿病にならないようにする」には、さらには「糖尿病になったとしても合併症をつくらないようにする」には、食後の血糖値を穏やかに上げることが重要で、そのためには「食べる順番」や「食べ合わせ」がポイントであることを学びました。
とても難しい方法ではなく、ちょっとした工夫や心がけでできることばかりでしたので、「今日からやってみよう」と思えるような実践的なお話でした。食事は1日3回、毎日続くことですから、あらためて「1食1食を大切にしなければ」と再認識する良い機会となりました。