妊娠36週までの出産は早産です。体重が2500g未満で生まれてくる可能性もあります。
このような赤ちゃんは早産児や低出生体重児というように呼ばれます。
当院での診察を出来るだけ続けたいのですが、この様な赤ちゃんは、生まれてから呼吸でトラブルがあったり血糖が低くて点滴をしたりします。
当院では、お母さんと赤ちゃんを生まれるまでベストな状態に保つ為に中央病院に搬送しています。
中央病院では、赤ちゃんの専門の医師がいますので、早産児や低出生体重児の安全を考えて母子共の管理ができます。当院で低出生児を出産した後に、赤ちゃんだけを中央病院にお願いするのでは、お母さんと赤ちゃんは離ればなれになってしまい、おっぱいをあげることもできません。
それはとても可哀想なので、赤ちゃんがお母さんのお腹にいる内に母体搬送をしております。
このように搬送された赤ちゃんは引き続き中央病院の発達外来で診て頂けるので安心です。